講談社の選考を受けるにあたり、WEBテストの種類や玉手箱形式なのかどうか、ボーダーやES通過率が気になる方は多いでしょう。本記事では、講談社のWEBテストの種類・形式・ボーダー・ES通過率について詳しく解説し、対策方法まで網羅的に紹介します。
1.講談社のWEBテストの種類は玉手箱なのか
まずは、講談社のWEBテストの種類について解説します。就活生の間では「講談社は玉手箱なのか」という疑問がよく挙がります。
1-1.講談社のWEBテストの種類の傾向
KodanshaのWEBテストにはいくつかの形式が考えられますが、採用情報や体験談からはSPI形式が主流であると見る向きが強いです。他の出版社では玉手箱を用いるケースもありますが、講談社の場合はテストセンター受験のSPI(言語・非言語・性格検査)を実施する傾向が指摘されています。とはいえ出版業界は競争率が高いため、SPIに加えて他形式(玉手箱や企業独自テストなど)にも対応できる準備をしておくと安心です。
想定されるWEBテストの種類例は以下の通りです。特にKodanshaではSPI(テストセンター型)が中心とされており、これを念頭に対策を進めるのが一般的です。
・玉手箱(Webテスト):言語・非言語・英語・性格の4分野から出題される代表的な適性検査です。特に制限時間が非常に厳しいのが玉手箱の特徴で、例えば10分で20問以上を解く必要があるなど、高速で正確に解答する練習が必須です。
・SPI(テストセンター型):リクルート社のSPI3で、言語問題・非言語問題・性格検査の3分野で構成されます。講談社ではこのSPIのテストセンター受験が中心とされ、電卓使用不可の環境で解答します。企業広く採用のため、対策本を活用して基礎力強化を図りましょう。
・その他の形式:企業オリジナルの適性検査やTG-WEBなど、SPI・玉手箱以外のWEBテスト形式が用いられる可能性もゼロではありません。他社の動向ではTG-WEB型の問題が採用される例もありますので、万全を期して様々なパターンに目を通しておくとよいでしょう。
出版大手の講談社では毎年膨大な応募があるため、WEBテストで応募者をふるい落とす可能性が高いと考えられます。SPI(あるいは玉手箱)で高得点を取れるよう、早めに幅広い問題形式に触れておくことが重要です。
1-2.玉手箱形式の可能性
もし講談社のWEBテストで玉手箱形式が採用された場合、玉手箱の出題内容が参考になります。玉手箱は言語・非言語(計数)・英語・性格の4領域から成り、特に言語と計数(数学)の問題が中心です。具体的には、長文読解や語句の意味、文中空欄補充、文章整序などの言語問題に加え、割合や比率の計算、推論問題、表やグラフの読み取り、確率・順列などを問う非言語問題が出題されます。また、別途英語の語彙・文法問題も含まれるのが玉手箱の特徴です。さらに性格検査では、受検者の協調性・主体性・ストレス耐性・創造性などの性格的側面を約300問かけて評価します。
玉手箱で最も注意すべきは時間制限の厳しさです。たとえば10分間で20問以上を解かなくてはならない設問もあり、じっくり考える余裕がありません。このため、問題集や模擬試験で実際の時間配分に慣れる練習が欠かせません。上記の4分野に早く正確に回答できるよう、速読力や暗算力を特に強化しておきましょう。
1-3.SPI形式の可能性
講談社の選考では、他の出版社と同様にSPIを導入するケースが多いとされています。SPIは言語・非言語・性格の3領域で構成され、SPI3と呼ばれる適性検査です。企業研究などでは、「講談社のWEBテストはSPI形式で実施される」とする情報が散見されており、試験センター型SPIに対応できる力が求められます。SPIの言語問題では語彙力や読解力、文法知識が、非言語問題では四則演算・図表読取・論理推論・確率などが問われます。いずれの場合も即答力と正確性が鍵となるため、問題集を繰り返し解くことで解法パターンを身に付けておくべきです。なおSPIでは解答難易度が適応的に変化しますが、出版社の場合特に言語分野の得点が合否に大きく影響するとされています。
いずれの形式になるにせよ、SPI・玉手箱いずれにも対応できる広い対策が重要です。複数形式への備えを推奨する就活サイトもあり、SPI対策と同時に玉手箱対策も進めておくと安心でしょう。
2.講談社のWEBテストの形式を徹底解説
講談社で採用されるWEBテストは、言語問題・非言語問題・性格検査(パーソナリティ)の3大セクションで構成されていると考えられます。以下、各分野の具体的な出題形式を詳しく見ていきます。
2-1.言語問題の形式
言語分野の問題例としては、例えば以下のような形式が挙げられます:
・長文読解:ニュースや記事文などを読んで内容を把握し、本文に関する問いに答えます。
・語句の意味・用法:設問文中で用いられている語句の意味や適切な用法を問われます。
・空欄補充:文章中の空欄に当てはまる語句を選択して埋めます。
・文章整序:バラバラになった文や段落を正しい順序に並べ替える問題です。
これらはいずれも読解力と語彙力を問う内容で、約40問を30分程度で解答するのが一般的とされています。出版業界の企業では「言葉を扱う仕事」が中心となるため、特に言語問題の得点が重視される傾向にあります。実際、講談社でも言語問題の高得点が合否に大きく影響すると言われており、語彙や長文読解への対策は徹底しておく必要があります。例えばSPIの言語問題では、語句の意味・用法、文章読解、文法知識など40問程度が約30分で出題されます。長い文章を素早く読み解く訓練と、日頃からの語彙力強化で対応しましょう。
2-2.非言語問題の形式
非言語(計数)分野では、数学的な基礎力と論理的思考力を測る問題が中心です。典型的な出題形式としては、以下のようなものがあります。
・割合・比率の計算問題:百分率や比率、速さ・時間の計算など、日常的な計算力を試す問題。
・推論問題:条件文をもとにした推理や筋道立てた考察を要する問題。
・表やグラフの読み取り:データ表や棒グラフ・折れ線グラフから必要な情報を読み取る問題。
・確率・組み合わせ:確率や順列・組合せなど、場合の数に関する問題。
これらの非言語問題は、30問程度を40分ほどで解く構成が一般的です。テストセンター受験の場合は電卓使用が認められておらず、すべて暗算や筆算で解く必要があります。このため時間配分にも余裕がなく、日頃から速算訓練や論理的思考のトレーニングが求められます。特に出版業では校正や数字管理も重要な業務の一部とされるため、非言語問題でバランス良く得点しておくことが合否には欠かせません。解法パターンの練習と同時に、表・グラフ問題に慣れる演習も必須です。
2-3.性格検査の形式
性格検査(パーソナリティテスト)では、価値観や行動特性、対人傾向などを探る質問が約300問出題され、約30分で回答する形式です。設問には「当てはまる/当てはまらない」などの選択肢があり、正解・不正解は存在しないため、自然体で答えることが重要です。SPI形式の場合、この性格検査では以下のような4カテゴリの項目が測定されます。
・行動的側面:社交性や慎重性、持続性など、仕事での継続性や適応力が評価されます。
・意欲的側面:達成意欲や活動意欲など、目標達成に向けて前向きに行動する傾向を測ります。
・情緒的側面:ストレス耐性や感情の安定性など、精神面での安定度を判断します。
・社会関係的側面:協調性やリーダーシップ、他者との関わり方など、対人能力が問われます。
講談社では特に「粘り強さ」「コミュニケーション能力」「クリエイティビティ(創造力)」「主体性」などが重要視されています。たとえば、締め切りに追われる編集の仕事では粘り強さが欠かせないとしており、著者やデザイナー等との調整には協調性やコミュニケーション能力が求められると考えられています。性格検査では、一貫性のある回答もカギです。SPIにはライスケールという信頼性判定機構が組み込まれており、矛盾した回答をすると「回答の信頼性が低い」と判断されてしまいます。例えば「人前で話すのが得意」と「初対面の人と話すのは苦手」に両方「あてはまる」と答えると矛盾とみなされます。このため、極端に自分を良く見せたりせず、日頃の自分の傾向に即して素直に回答することが重要です。
【補足】 Lognavi(ログナビ)は自己分析ツールとしても使えます。MBTI診断のような感覚で適性を可視化できるため、Webテスト対策と自己分析を同時に進められるのが大きな魅力です。
SPI対策を始めるなら、まずログナビで実力チェックをしておくと本番の対策がかなり効率的になります。
3.講談社のWEBテストのボーダーはどれくらいか
WEBテストのボーダーライン(合格基準)について公式情報は公開されていませんが、一般論として講談社の選考は倍率が高いため非常に高得点が要求されると推測されます。各就活サイト等の情報では、SPIの正答率の目安は約7~8割と見られており、出版業界の大手という人気に伴ってボーダーも高水準になる見込みです。特に言語問題では、出版企業らしく語彙力や読解力の高さが基本とされるため、言語分野で高い得点を取ることが求められると言われています。逆に言語で低得点だと合否に不利になる可能性が指摘されており、語句や文章理解の対策は念入りに行うべきです。
3-1.ボーダーの目安
講談社のWEBテスト合格ラインは公表されていませんが、先述したように約7~8割正答が目安とされています。言語問題を中心に8割前後の正答率を目指し、非言語も7割程度取れると安全圏と言えるでしょう。これは他出版社に比べても相当高い水準で、過去の傾向でも講談社は国内最大手の総合出版社として毎年非常に多くの志願者が集まるため、自然と高いボーダーが設定される傾向にあります。言い換えると、講談社ではWEBテストで落ちる人が続出する水準の難易度が予想されます。
3-2.高得点が必要な理由
講談社に限らず出版大手は人気企業で応募者数が膨大です。そのため、WEBテストのボーダーは高めに設定されがちです。実際、講談社をはじめ三大出版社(集英社・小学館・講談社)では、足切り用のWEBテストの段階で受験者を大幅に絞り込む傾向が強くなっています。応募者数が多い・倍率が高い・企業ブランド力が強い、これらすべてがボーダーを押し上げる背景要因です。選考段階で効率的に人数調整を行うため、SPIや玉手箱で高得点を取れるかどうかが非常に重要になります。
3-3.ボーダー突破のための対策
高ボーダーを突破するには、出題形式に慣れることと時間配分の徹底が鍵となります。例えばSPIの場合、出題パターンがある程度固定されているため、市販の対策本や問題集を繰り返し解くことで解法が身に付きます。特にテストセンター型では1問あたりの制限時間が短くなるため、問題を見た瞬間に解法を思い浮かべられるレベルまで練習を重ねる必要があります。また、苦手分野を残さないようバランス良く学習することも重要です。具体的な対策例としては、演習量を増やして解答スピードを上げたり、本番と同じ条件(PC・時間)で模擬試験を実施して弱点を洗い出したりすることが挙げられます。面接前に足切りで落ちないよう、計画的かつ徹底的な演習を心がけましょう。
4.講談社のES通過率はどれくらいか
WEBテストと並んで選考の重要なステップであるエントリーシート(ES)の通過率も、合格可能性に大きく影響します。講談社のES通過率について公式発表はありませんが、一般的な目安としては20~30%程度と推測されています。なお、2025年度選考の実績では、書類選考全体(ES提出者約3592名)に対する一次選考通過者は45.4%(1631名)でした。しかしここからWEBテストを経て次に進むのはその一部であり、ESとWEBテストの両方を通過して面接に進めるのは最終的に応募者全体の約2〜3割にとどまると見られています。出版業界の競争率を踏まえると、書類選考段階(ES+WEBテスト)での通過は決して易しくはありません。
4-1.ES通過率の目安
前述のように、講談社では一次選考(ES+WEBテスト)通過率は20~30%程度と推定されています。これは他大手人気企業と同様の水準で、特別に明示された数値ではないものの、就活情報サイト等の分析でも概ねこの範囲とされています。具体的な数字例として、2025年度選考では第一次面接進出者が書類通過者(1631名)のうち約32.9%(209名)でした(採用公式データ)。ESが通過した後でもWEBテストで足切りされる可能性が高く、書類選考突破にはESもWEBテストも高得点を狙う必要があることを念頭に置いておきましょう。
4-2.ESで重視されるポイント
講談社のESで特に重視されるのは、志望動機や企画提案の独自性・具体性、出版コンテンツへの深い理解、そして企業研究の反映です。たとえば業界研究ノートの記事では、講談社のESでは「企画力・独自性のある志望動機」「出版コンテンツに対する深い理解」「講談社で果たしたい具体的な役割や企画案」の3点が評価ポイントとして挙げられています。つまり、単に「好きな作品」を述べるだけでなく、自ら考えた企画や改善案を絡めて動機を語る必要があります。実際、以下のような点が注目されています。
・志望動機の企画性・独自性:他社との比較を踏まえつつ、講談社ならではの企画提案を盛り込むと有利です。
・出版コンテンツへの理解:講談社の出版物やデジタルサービスについて深く調べ、「なぜそれに惹かれたのか」「何を自分ならば新たに生み出せるか」を具体的に示します。
・企業研究の反映:講談社の社風やミッション、最近話題の取り組みなどを踏まえ、「講談社だからこそできる仕事」を明確に述べることが重要です。
例えば講談社ではES項目に「最近気になったコンテンツとその理由」「講談社作品で好きなもの・改善したい点」「入社後に実現したい企画案」などが設けられているとの情報もあります。いずれも具体的な言葉で答えないと評価に結びつきにくいので、自分の企画力や編集視点、企業研究の成果を盛り込むことを意識しましょう。
4-3.ES通過率を高める書き方
ESを高評価に仕上げるには、結論ファーストで読みやすく書くこと、具体的なエピソードで説得力を高めること、そして企業研究の内容を反映することが基本です。結論ファーストとは、冒頭で自分の主張や結論を明示してから理由やエピソードを展開する手法で、審査側が要点をすぐ把握できるメリットがあります(講談社の採用ガイドでも「読み手がどう受け取るかを想像して書く」ことがポイントとされています)。加えて、自分の経験や取り組みの成果など具体的な数値・事例を盛り込むことで、「信ぴょう性」や「熱意」が伝わりやすくなります。
また、企業研究の成果を志望動機に反映することも不可欠です。講談社公式の就活ページでは、「読む人(面接官)が見えない誰かに向けてコンテンツを届ける」意識でESを書くよう奨励されています。つまり、講談社の読者(ターゲット)を想定し、自分がどんな価値を提供できるかを描くイメージです。具体的には、講談社の求める人物像(好奇心旺盛、主体性、協調性、粘り強さ、クリエイティビティなど)と自分の強みを結びつけて伝えられると効果的です。志望動機では「なぜ出版業界か」「なぜ講談社か」「講談社でどのような本や企画を作りたいか」といった切り口で熱意を具体的に表現し、面接官に強い印象を残しましょう。
5.講談社のWEBテスト対策とスケジュール
講談社のWEBテスト(SPI/玉手箱)対策では、市販の問題集や模擬試験を活用して本番形式で繰り返し演習することが効果的です。玉手箱対策の基本として、実際の出題形式に近い問題集を何度も解くことが推奨されています。制限時間や設問パターンに慣れるためには、市販の対策本やオンライン模試を使って本番形式で反復練習するのが重要です。具体的には、時間を計って実施する模擬試験に取り組み、「制限時間内に問題を解く訓練」を重ねます。最近では玉手箱用のWeb問題集やスマホアプリも登場しており、通学・通勤時間などのスキマ時間を活用して問題演習を進めることも可能です。
並行してSPI対策も行いましょう。SPIの場合、テストセンター受験では電卓使用不可ですから、基本的な計算問題(四則演算・割合・速さなど)を暗算・筆算で解けるよう訓練します。また語彙・長文読解の演習も欠かせません。先に述べたように講談社はSPI方式を採用しているとされるため、言語・計算力の基本を固めておくことは安心材料となります。SPI対策本や対策サイトなどを使って、同形式の問題に早いうちから取り組んでおきましょう。
さらに、ESの準備も並行して進めることが大切です。WEBテストの準備に専念しすぎてESが後手に回らないよう、筆記試験対策と並行してエントリーシート作成にも時間を割いてください。実際、講談社の採用案内にも「SPI対策を早めに始めることで、本番に余裕をもって取り組める」と記載があり、ES作成の準備時間を確保しやすくなるメリットがあるとしています。つまり、早期開始・計画的準備が重要です。テスト対策はおおむね就活解禁前から始め、ESは説明会後すぐから記入を進めるなど、両者を無理なく両立させるスケジュールを組むことが合格への近道となるでしょう。
6.まとめ|講談社のWEBテストの種類・形式・ボーダー・ES通過率
講談社の本選考では、SPI形式のWEBテスト(言語・非言語・性格)が中心であり、場合によっては英語セクションも含まれることがあります。ただし年度によって形式が変動する可能性があるため、玉手箱やTG-WEBなど複数形式の対策を並行して準備しておくと安心です。WEBテストのボーダーは非常に高い水準と推定されており、言語分野で8割以上、非言語でも7割前後の得点を狙う必要があると言われています。加えて、ES通過率は20~30%程度と厳しく、選考倍率は極めて高い状況です。そのため、WEBテスト対策と並行してESの完成度向上に努めることが内定獲得のカギとなります。講談社を志望する方は、幅広い問題演習と企業研究に基づく具体性を両立させて、万全の準備で選考に臨みましょう。



コメント