国内最大級のIT企業であるNTTデータについて、採用人数の規模感や就職難易度、採用大学の傾向、さらには学歴フィルターの有無までを網羅的に解説します。27卒・28卒でNTTデータを志望する就活生に向けて、同社の選考構造を整理し、内定獲得に向けた具体的な対策まで落とし込みます。
1. NTTデータの採用人数を正しく理解するための前提
NTTデータの採用人数を語る前にまず押さえておきたいのは、NTTデータが国内外に多数のグループ会社を抱える巨大IT企業だという点です。実際、NTTデータは日本最大のITサービス企業であり、世界でも有数の規模で約599社もの傘下企業を持っています。そのため就活で一般に言われる「NTTデータの採用人数」は、主に日本国内のNTTデータ(単体)の新卒採用人数を指すことが多いですが、年度や情報源によって含まれる範囲が異なる場合があります。
さらに、「採用人数」という言葉にはいくつかの意味が混在しがちです。例えば以下のような区分があります。
・募集人数:採用計画上の目安の人数
・内定者数:内定を出した人数(辞退者を含む)
・入社者数:実際に入社した人数
・職種別採用人数:SEや営業、研究職など職種ごとの採用人数
就職難易度を正確に捉えるには、これらを混同せず同じ前提条件で比較することが重要です。同じ「採用◯名」という数字でも、「内定者数」なのか「入社者数」なのかで大きく意味合いが異なるため注意しましょう。
1-1. NTTデータの採用人数の規模感
NTTデータの新卒採用人数は、年度によって変動はあるものの毎年数百名から約1000名近くにのぼります。実際、近年の実績では2022年度が約551名、2023年度が約683名、2024年度が約697名と推移しており(男性:約420名・女性:約270名)、非常に大規模な採用を安定的に続けている企業です。中には情報源によって2024年度を803名とするデータもあり(文系356名・理系447名)、これにはグループ会社の採用や内定辞退者数の違いが含まれている可能性があります。いずれにせよ、NTTデータは国内有数の「大量採用企業」と言えます。 しかし、採用人数が多いからといって就職難易度が低いとは限りません。応募者数も非常に多く、選考プロセスが体系化されているため、一定水準に達していない場合は早期に不合格となります。事実、2025年度にはリクナビ経由のエントリーだけで約16,000人が応募し、新卒採用倍率は約23倍以上に達すると推定されています。つまり大量採用とはいえ競争倍率は二桁以上であり、標準的な選考基準に達しない応募者はウェブテストや書類選考の段階で容赦なくふるい落とされる点に注意が必要です。
1-2. 採用人数が年度ごとに変動する理由
NTTデータの採用人数は年によって多少増減があります。その背景には、社会全体のIT投資動向や大型案件の受注状況、DX(デジタルトランスフォーメーション)需要、海外事業の拡大戦略などがあります。特に近年はデジタル化の加速によりIT人材需要が高まっており、その結果として採用人数も高水準で推移しています。
一方で、職種別や専門領域別に見ると採用人数の比重に偏りが出ることもあります。例えばシステムエンジニア(SE)やコンサル系、営業系といったコースで採用枠が分かれており、領域によって募集人数が異なる場合があります。そのため、自分の志望する職種・領域の採用規模を把握しておくことが重要です。採用人数全体の大きさだけでなく、自分が受けるコースの競争率や募集規模を確認して対策を立てましょう。
【補足】NTTデータは「序盤(テスト/ES)で落ちない土台」と「IT→SIer→NTTデータの必然性」で決まる
NTTデータは新卒採用が数百名規模と大きい一方で、志望者も全国から集まりやすく、
採用人数が多くても倍率は二桁になりやすい人気企業です。
そのため「大量採用だから安心」ではなく、
①Webテスト+ESで序盤落ちしないことと
②志望動機を“IT→SIer→NTTデータ”の三段論法で具体化することが合否を大きく左右します。
まず土台として、記事内のLognavi(ログナビ)等を活用し、
・SPI/玉手箱/C-GABなどのWebテスト対策
・自己分析(強み/価値観/意思決定理由の言語化)
を早めに固めておくのがおすすめです。
応募母集団が大きい企業ほど、ここで一定数がふるい落とされるため、先に“落ちない準備”を作るのが効率的です。
NTTデータで差がつきやすいポイントは次の3つです。
・なぜIT→なぜSIer→なぜNTTデータか(公共・金融など社会インフラ案件/グローバル/DXなど、どこに惹かれたかを具体で)
・再現性のある強み(課題設定→施策→結果(数字)→学び の因果で語れる)
・チームでの協働力(多部署・顧客と進めるSIer適性として、役割・巻き込み・調整の具体例がある)
ありがちな失速パターンは、
・「ITに興味がある」で止まり、NTTデータ固有の理由が薄い
・エピソードが抽象的で、数字/役割/判断基準が出てこない
・文系/非情報系で“学習意欲の証明”ができない
の3つです。
ここを短期間で仕上げたい場合は、就職エージェントneoのような支援で
・志望動機の設計(IT→SIer→NTTデータ+やりたい領域)
・ES添削(課題設定→施策→結果→再現性の型)
・面接の深掘り対策(意思決定理由、巻き込み、失敗→改善、学習姿勢)
をまとめて整えると、自己流よりも完成度を上げやすいです。
まとめると、
・Lognaviで“テスト+自己分析”の土台を固める
・neoで“志望動機と面接耐性”をNTTデータ仕様に仕上げる
という二段構えが、NTTデータのような人気SIerでは最も合理的です。
1-3. NTTデータを本気で目指すなら、就活のプロを早めに味方につけよう
ご存知の通り、NTTデータの新卒採用は毎年高い関心を集めており、IT・システム業界の中でも志望者が多い企業のひとつです。
エントリーシートや面接では、「なぜNTTデータを選ぶのか」「入社後にどのような価値を発揮できるのか」といった点について、表面的ではなく深く考えた内容が求められます。
特に27卒・28卒の就活生にとっては、
・自己分析が十分にできていない
・企業ごとの志望理由を作り込めていない
・面接で何が評価されるのか分からない
といった悩みを抱えたまま、手探りで準備を進めてしまうケースも少なくありません。
そこで活用したいのが、就職エージェントneo
です。
就職エージェントneoは新卒向け就活支援に特化したサービスで、Googleクチコミ評価★4.5という高評価からも分かる通り、多くの学生に支持されています。
自己分析の深掘りからES添削、企業の意図を踏まえた面接対策まで、すべて無料でサポートしてもらえる点が大きな特徴です。
さらに、就職エージェントneoは最短10日、場合によっては最短1日で内定を獲得できるスピード感も魅力です。
まず1社でも内定を持っておくことで、NTTデータのような人気企業の選考にも、余裕をもって臨めるようになります。

引用: 就職エージェントneo![]()
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採用担当者の本音や考えを踏まえたアドバイスを受けられる点も、自己流で準備する場合との大きな違いと言えます。
NTTデータをはじめとした人気企業への挑戦を考えているなら、早い段階でプロの力を借り、就活の土台を固めておくことが重要です。
就職エージェントneoは登録・相談ともに完全無料なので、「まずは話を聞くだけ」でも問題ありません。
自己分析や面接対策に不安がある27卒・28卒の方は、この機会に無料相談を検討してみてください。
2. NTTデータの採用人数と就職難易度の関係
結論から言えば、NTTデータの就職難易度は総じて「高め」と評価されます。採用人数が非常に多い一方で、企業の知名度や安定性、事業規模の大きさから志望者も全国から集中するためです。決して「大量採用=簡単に内定が取れる」という企業ではありません。実際、東洋経済オンラインの「入社が難しい有名企業ランキング」ではNTTデータは81位にランクインしており、入社難易度スコアは「51.7」とされています。また別の就活情報サイトの評価では、5点満点中4.8という非常に高い難易度との指標もあります。こうした数値からも、NTTデータが「難関企業~中堅上位レベル」の難易度に位置付けられることが分かります。
特に総合職やSE職は毎年高い人気を誇り、書類選考から最終面接まで一定以上の論理性やコミュニケーション能力が求められます。志望者数の多さゆえに、表面的な準備では太刀打ちできず、しっかりとした企業研究と自己分析を経て差別化する必要があるでしょう。
2-1. NTTデータの就職難易度が高く感じられる理由
NTTデータの就職難易度が高いと感じられる主な理由は次の通りです。
・国内最大級SIerとして知名度が高い:IT業界志望の学生でNTTデータを知らない人はおらず、毎年多くの応募が集まります。その知名度と人気ゆえ、競争相手も多岐にわたります。
・安定性と成長性を兼ね備えた企業イメージ:公共性の高い大規模プロジェクトを多数抱え安定した収益基盤がある一方、DXや海外展開にも積極的で成長性もある企業です。この「安定×成長」のバランスに魅力を感じる学生が多いことが、志望者増につながります。
・文系理系を問わず応募者が非常に多い:NTTデータは理系だけでなく文系出身者も多く採用しています。実際、近年の新卒採用では文系:約4割、理系:約6割という比率で、幅広い学部から人材を受け入れており、文理どちらからも人気が高いのが特徴です。
・選考で論理思考力と人物面の両方が見られる:単に勉強ができるかだけでなく、論理的思考力と思いやりある協調性・コミュニケーション力の双方が重視されます。NTTデータではクライアントの業務改革を支援する立場として論理的思考力とコミュ力を特に重視しているとされ、面接でも人格面を含めた総合力が試されます。
特に「IT業界に興味がある」「社会インフラを支えたい」といった志望動機は多くの学生が語るポイントです。それ自体は良い動機ですが、誰もが語る一般的な動機になりやすいため、内容の深さや具体性がないと埋もれてしまいます。他の応募者と差別化するには、自分なりの視点で深掘りした志望理由や独自の経験に裏打ちされた動機を用意する必要があります。
2-2. 採用人数が多くても就職難易度が下がらない理由
一般に「採用人数が多い=入りやすい」というイメージを持たれがちですが、NTTデータの場合は応募母集団の規模がそれ以上に巨大であるため単純な倍率は決して低くありません。採用700名規模に対し応募が1万数千人以上にも及ぶため、競争率は二桁台に張り付いています。このように大量応募による高倍率がまず一つ、難易度が下がらない理由として挙げられます。
さらに、NTTデータの選考プロセスは非常に体系化・機械化されています。例えばWebテストではSPI系の適性検査が課されますが、その合格基準はかなり高めで7割程度の正答率が合格ラインだとも言われます。このため基礎学力や対策に抜けがあると足切りされやすいです。またエントリーシート(ES)や面接でも、論理性や具体性が一定基準に達していないと次の選考に進めません。実際、あるデータでは一次面接の通過率がわずか29%程度と報告されており、多くの応募者が早期の面接で脱落していることが分かります。このように各フェーズで明確な選抜基準を設けているため、採用人数が多くても難易度は安定して高く保たれているのです。
3. NTTデータの採用大学の傾向
NTTデータの新卒採用者の出身大学は全国の国公私立大学に幅広く分布しており、特定の大学だけに極端に偏るということはありません。実際、2024年度入社者の採用大学を見ると、東京大学や京都大学といった最難関国立から、早稲田大学・慶應義塾大学といった私大、さらに地方の中堅大学や女子大学まで多岐にわたります。具体的には、早稲田大学(98人)や東京理科大学(51人)、大阪大学(43人)などが上位に顔を出す一方、MARCH・関関同立レベルや日東駒専クラスの大学からもコンスタントに採用があります。
このように採用大学のレンジが広い背景には、NTTデータが「人物面」と「基礎的な論理力」を重視し、大学名だけで一律に評価を上下させない方針をとっていることが考えられます。採用公式情報でも「一部の上位大学だけでなく幅広い大学から採用を行っており、学歴フィルターは無い、または学歴の重要度はそれほど高くない」と明言されています。つまり、大学名そのものよりも個人の資質や適性を重視していると言えるでしょう。
3-1. 採用大学の傾向から読み取れること
採用大学の幅が広いという事実は、裏を返せば「どんな大学の人にもチャンスがある」ことを意味します。いわゆる旧帝大・早慶クラスから地方公立大学まで実績がある以上、学歴に関係なく能力と人柄次第で合格可能ということです。ただし同時に、「誰でも簡単に通過できる」わけではない点にも注意が必要です。採用大学が幅広いということは、学歴での足切りがない代わりに他の要素で選考されているということでもあります。
実際、NTTデータのようなSIer企業では論理的なコミュニケーション力や課題解決力を備えた人材かどうかが重視されます。大学名に頼らず、自分の強みや経験をどれだけ論理的かつ端的に説明できるかが合否を左右します。特に文系学生の場合、IT知識の有無よりも学習意欲や課題発見・解決への取り組み経験、そしてチームで協働した経験が評価されやすい傾向があります。これは、NTTデータが様々なバックグラウンドの新卒を採用しつつ、その後の研修や配属で育成していく体制を持っているため、ポテンシャル(潜在能力)を重視していることの表れとも言えます。
3-2. 採用大学に不安がある人が意識すべき点
自分の出身大学に自信がなく「高学歴じゃないと不利では?」と不安に感じる就活生もいるでしょう。そうした方ほど、大学名以上に評価されるポイントにしっかり注力することが重要です。NTTデータの選考で特に重視されやすい力は以下のようなものだと言われています。
・結論から簡潔に話す力:限られた時間や字数で要点を伝える訓練をしましょう。実際、エントリーシートでも300字程度の設問が多く設定されており、「結論ファーストで簡潔に」書く必要があると指摘されています。面接でも長々と前置きをせず、質問に対して端的に結論を述べてから理由を補足する習慣をつけると好印象です。
・課題を構造的に捉える力:与えられた状況下で何が問題なのかを分析し、筋道立てて整理できる力です。NTTデータではクライアントの業務を分析して最適なシステムを設計する必要があるため、論理的に物事を整理し問題を解決する能力が求められます。自分の経験を語る際も、「当時の目標や課題は何だったか」「なぜそれが問題だと考えたか」を明確に示すと、論理的思考力が伝わりやすくなります。
・相手の立場を意識したコミュニケーション力:単に自分が言いたいことを話すのではなく、相手(面接官やチームメンバー)の視点に立って物事を説明・協働できる力です。NTTデータは単なるシステム開発に留まらず顧客の業務改革を支援する企業であり、論理力とともに対人折衝スキルも重視されます。面接でも質問の意図を汲み取り的確に答える、相手の反応を見ながら会話する、といった姿勢が評価に繋がります。
・継続的に学ぶ姿勢:急速に技術が進歩するIT業界では、入社後も常に新しい知識を吸収する姿勢が欠かせません。NTTデータもAIやクラウドなど最新技術を取り入れたソリューション提供に注力しているため、新しい知識を積極的に学び続けてスキルを磨く姿勢が大切だとされています。具体的には、学生時代に新しい分野の勉強会に参加したり資格取得に挑戦したエピソードなどがあればアピール材料になるでしょう。
以上のようなポイントは大学名に関係なく評価される素養です。学歴要件で不安がある方ほど、これらを具体的なエピソードで示せるよう準備してください。「高学歴ではないから不利かも…」と萎縮するより、自分の強みを論理的かつ再現性高く伝えることに注力する方が建設的です。
4. NTTデータに学歴フィルターはある?
就活生にとって気になる学歴フィルター」の有無ですが、結論から言えばNTTデータに明確な学歴フィルターは存在しないと考えられます。公式にそのような基準を設けているとの発表はなく、前述の通り採用実績校も多岐にわたります。実際、就活情報サイトでも「結論としてNTTデータに学歴フィルターは無い」と明言されており、少なくとも大学名だけで機械的に足切りしている可能性は低いでしょう。
一方で、「学歴フィルターが無い=誰でも簡単に通る」という意味ではありません。Webテストやエントリーシート、面接を通じて一定基準に達していない応募者が早期に不合格となるため、それが結果的に学歴フィルターがあるように見える場合があります。たとえば、難関大学の学生は基礎学力が高い傾向からWebテスト通過率が高かったり、自己PRや志望動機の論理展開が上手なケースが多いかもしれません。そうしたアウトプットの質の差が、まるで学歴で線引きしたかのような結果を生むことも事実です。
4-1. 学歴フィルターがあるように見える理由
NTTデータで「学歴フィルターがあるのでは?」と噂される背景には、次のような要因が考えられます。
・応募者母集団に高学歴の学生が多い:NTTデータは知名度が高く人気企業であるため、自然と難関大学の学生も多数応募します。母数に占める難関校出身者の割合が高ければ、結果的に合格者も高学歴が多くなりやすいです。それを見て「やはり高学歴ばかり受かっている」と思われるケースがあります。
・Webテストの通過率で差が出る:前述の通り、適性試験の出来でかなり早期に選別が行われます。学業試験の延長のような要素もあるため、試験対策の習熟度や基礎学力で差がつきがちです。結果として高得点を取る学生=学業優秀者(高学歴が多い)が次に進みやすく、ここで一見「学歴フィルター」のような偏りが生じます。
・ESの論理性や具体性で序盤に選別される:エントリーシート段階でも、質問意図に合致しない抽象的な内容や稚拙な文章は容赦なく落とされます。文章の論理展開力や内容の質は個人差が大きい部分ですが、難関大学の学生はゼミ論文などで文章を書く訓練を積んでいたり、周囲の指導環境が整っている場合も多いでしょう。そのため結果的にES通過者に高学歴が多めになる可能性があります。
以上のように、学歴そのものというより学歴に付随しがちな要因(学力・文章力・情報収集力等)によって選考結果に偏りが生じ、それがフィルターのように見えていると考える方が現実的です。
4-2. 学歴フィルターが不安な人が優先すべき対策
「自分の大学ではNTTデータは厳しいのでは…」と不安な人ほど、以下の対策を優先しましょう。これらは大学名に関係なく評価されるポイントであり、適切に取り組めば学歴のハンデを十分にカバーできます。
・NTTデータの事業内容を具体的に理解する:企業研究を徹底し、NTTデータが手掛ける具体的プロジェクトや業界知識を仕入れておきましょう。「公共性の高いシステムに強み」「金融機関向け決済システムで高い実績」など、NTTデータならではの特徴を把握することで、面接での受け答えに深みが出ます。実際、最終面接では企業理解を前提とした質問もなされるため、事業内容の調査は必須です。
・なぜIT業界で、なぜNTTデータなのかを明確にする:志望動機では「IT業界を志望する理由」「SIerを志望する理由」「その中でNTTデータを選ぶ理由」の3点を結びつけて語れるようにしておきます。エントリーシートでも「なぜITなのか、なぜNTTデータなのかを明確に説明すると良い」旨のアドバイスがあるほど、この点は重視されています。自分の関心や価値観をNTTデータのビジョン(例:「社会インフラをITで支えることに魅力を感じた」等)と絡め、「NTTデータでなければならない理由」を作り込みましょう。
・経験を課題設定と行動の因果で説明できるようにする:自己PRや学生時代のエピソードでは、単なる成果自慢ではなく「課題 → 目標設定 → 行動 → 結果 → 学び」という因果関係で語ることが重要です。企業側は「この人は過去にこういう力を発揮した、だからきっと入社後も同じように成果を出せるだろう」と納得できる材料を探しています。したがって、一度きりの成功体験ではなく再現性のある能力としてアピールする必要があります。エントリーシートを書く段階から、自分の強みを裏付けるエピソードを複数用意し、「強みが入社後も発揮できる」ことを示せるようにしましょう。
これらの対策は学歴に関係なく誰もが実践できる基本です。裏を返せば、学歴フィルターを気に病んで何もしないのが最悪のパターンと言えます。事前準備を念入りに行い、「この学生はうちに必要な人材だ」と思わせる材料を揃えることで、学歴の不安を払拭することができるでしょう。
5. NTTデータの採用人数と就職難易度を踏まえたES対策
NTTデータのエントリーシート(ES)では、華々しい実績そのものよりも「考え方の筋道」(論理的プロセス)と「再現性」が重視される傾向があります。IT企業である以上、物事を論理立てて整理し、相手に伝える力が問われるためです。つまり、たとえ学生時代に大きな成果を上げていなくても、その経験から何を学びどう活かすかを筋道立てて説明できれば評価されます。派手な肩書きや成果よりも、思考プロセスの妥当性やその強みが入社後も発揮できるか(再現性)が見られるのです。
5-1. ESで評価されやすい構成
評価されやすいESを書くための基本構成は、以下の通りです。
・状況と目標:まず取り組んだテーマや当時の状況、掲げた目標を簡潔に述べます(結論から提示する)。
・課題認識:その中で直面した課題や困難は何だったのかを説明します。
・課題設定(なぜそこを課題と定義したか):数ある問題の中で、なぜそれに注目したのか理由を述べます。ここが論理的思考力を示すポイントです。
・施策(どのように行動したか):課題解決のため具体的に取った行動を説明します。チームでの自分の役割や工夫した点も盛り込みましょう。字数が限られる中では、結論ファーストで簡潔に要点を書くことが求められます。
・結果(数字や変化で示す):その行動の結果、何がどう好転したのかをできるだけ定量的に示します。成果や実績は具体的な数値を用いることで説得力が増します。
・学び(次にどう活かすか):最後に、その経験から得た学びと、それを入社後どう活かしたいかまで言及できると理想的です。ここまで書くことで、単なる過去の体験ではなく再現性ある強みとしてアピールできます。
例えば「ゼミでリーダーを務め成果を出した」経験を書く場合でも、上記の流れに沿って「当初○○が課題だったが、なぜそれが問題と考え、どう解決に動き、結果こう改善し、こう学んだ」と書けば、思考力と行動力の両方が伝わりやすくなります。特に課題設定の理由を明確に書けると、「物事を構造的に捉える力」がアピールでき、面接官にもあなたの論理的思考の筋道がイメージしやすくなるでしょう。
5-2. 志望動機は「NTTデータである必然性」を作る
志望動機を書く際には、次の三点をしっかり結び付けることが重要です。
・なぜIT業界か(IT業界を志望する動機)
・なぜSIerか(数あるIT企業の中でシステムインテグレーターを志望する理由)
・なぜNTTデータか(SIer各社の中でNTTデータを選ぶ必然性)
この三段論法が揃うことで、初めて「あなたがNTTデータを志望する理由」に説得力が生まれます。例えば、「ITで社会課題を解決したい」という思い(なぜIT)から、「企画から運用まで一貫して携われるSIerの役割に魅力を感じる」(なぜSIer)に繋げ、さらに「中でもNTTデータは官公庁や金融の社会インフラ案件に強く、公共性の高いプロジェクトに関われる点に魅力を感じた」(なぜNTTデータ)と具体化するイメージです。
NTTデータならではの特徴としては、官公庁や金融機関向けシステムなど社会インフラ級のプロジェクトを多数手掛けていることや、NTTグループの一員として通信インフラとの連携ソリューションが可能なこと、そしてグローバル展開にも力を入れていることなどが挙げられます。志望動機ではこれら同社の強みと自分のやりたいこと・価値観を結び付け、「NTTデータでなければならない理由」を強調しましょう。たとえば「自分は公共性の高い仕事で社会に貢献したいという思いがあり、国内トップクラスの公共システム実績を持つNTTデータだからこそそれが実現できると考え志望しました」のように語れば、企業理解と熱意が伝わりやすくなります。
6. NTTデータの就職難易度を突破する面接対策
面接ではエントリーシートに書いた内容をベースに深掘り質問が行われます。NTTデータの面接官は、学生の話し方や内容から落ち着いた受け答えと論理的な説明力を持っているかどうかを注視する傾向があります。大規模プロジェクトで仕事を進める同社では、周囲と協調しながら論理的に物事を進める人材が求められるためです。
面接全体を通じて重要なのは、終始一貫して筋の通った回答をすることと、どんな質問にも自分の言葉で誠実に答えることです。準備してきた回答を暗記して早口でまくし立てるのではなく、質問の意図を理解し、自分の頭で考えながら丁寧に答える姿勢が評価につながります。また、多少答えに詰まっても落ち着いて考える余裕を見せるなど、「この人はプレッシャー下でも冷静に対応できそうだ」という印象を与えることも大切です。
6-1. 面接で見られやすいポイント
NTTデータの面接で特にチェックされやすいポイントは以下の通りです。
・結論から話せているか:質問に対し、まず端的に結論を述べてから理由や詳細を説明する習慣があるかを見られます。面接官が納得しやすいよう、「結論→具体例→学び」の順で回答すると良いとされています。ダラダラと背景説明から入るのではなく、「私の強みは◯◯です。その根拠として~」というように結論ファーストを心掛けましょう。
・質問の意図を理解して答えているか:面接では同じ経験について角度を変えて何度も聞かれたり、意地悪な質問を投げかけられることがあります。その際に的外れな回答をすると減点につながります。NTTデータでは質問意図を正確に汲み取り、ポイントを押さえて答える能力も見ています。たとえば「チームで成果を上げた経験は?」と聞かれたら、単に経験を述べるだけでなく「この質問で見極めたいのは集団の中での役割遂行力だな」と推測し、役割や工夫に焦点を当てて答えると効果的です。
・チームでの役割や工夫を説明できるか:SIerではプロジェクトチームで仕事をするため、自分が組織の中でどう動ける人かを企業は重視します。面接でも「学生時代のチーム経験」「リーダー経験」「周囲を巻き込んだ経験」などが頻出です。NTTデータではインターン段階から「集団で活動する際の自分の役割」を質問しているくらいで、リーダーでもサポート役でもいいので、自分なりの役割と具体的貢献を語れるようにしましょう。例えば「私は目標達成に向けて周囲を巻き込む推進役に徹しました」といった具合に、自身の役割とその理由・工夫を説明できると評価が高まります。
・IT業界への理解と学習意欲があるか:専門知識の有無自体は文系理系で違いがあれど、ITに関する基本的な関心と学ぶ意欲は必ず問われます。実際の質問例でも「ITスキルは持っているか?持っていない場合、これまでの学びをどうNTTデータで活かすか」といった問いが出されています。この質問の意図は「IT知識ゼロでも自学自習でキャッチアップする気概があるか」を見ることにあります。ですので、たとえ情報系出身でなくとも「独学でプログラミングに触れてみました」「最近◯◯という技術に興味があり勉強しています」など学習意欲を示すエピソードがあると良いでしょう。また、入社後に身につけたい専門性について質問される可能性もありますので、NTTデータが力を入れている技術領域(例:AI、クラウド、セキュリティなど)を事前に調べ、興味関心を語れるようにしておくと万全です。
上記のポイントはいずれも、抽象論ではなく具体例を交えて話すことが重要です。例えばコミュニケーション力を問われても、「私にはコミュ力があります」だけではなく、「ゼミで意見が合わないメンバーがいた際、相手の主張を一度受け止めてから自分の考えを伝えるよう努め、合意形成できた経験があります」といった具体的エピソードで示すと説得力が段違いです。
6-2. 逆質問で評価を高める考え方
面接の終盤で設けられる逆質問(こちらから面接官への質問)は、志望度の高さや主体性をアピールできるチャンスです。NTTデータの面接でも高い確率で「最後に何か質問はありますか?」と聞かれます。この機会を活かし、以下のような視点で質問を用意しておくと評価アップにつながりやすいでしょう。
・「若手が早期に活躍するために必要な力」は何か質問する:入社後の成長意欲を示すために、「御社の新入社員・若手社員に共通して求められる強みや資質は何でしょうか?」と尋ねるのは有効です。実際に、NTTデータの面接で「NTTデータのSE業務で特に求められる強みは何か」を逆質問した学生もいます。こうした質問は自分もその力を伸ばす努力をしますという意思表示にもなり、前向きな印象を与えます。
・「配属後に求められる専門性や知識」を尋ねる:NTTデータの幅広い事業の中で、どの分野の知識が重要視されているかを質問するのも良いでしょう。「配属先で活躍するために新入社員が身につけておくべき専門知識はありますか?」などと聞けば、業務理解を深めたい意欲が伝わります。例えば「現在最も注力している事業や今後成長が期待される領域はどこですか?」と問うのも、同社のビジネスへの関心を示す有効な逆質問です。
・「今後注力していく技術領域や事業分野」を質問する:企業研究を踏まえて、「御社が今後特に成長を期待している技術分野は何でしょうか?」といった質問をするのも効果的です。NTTデータが公表している中期経営計画やニュースリリースなどで触れられているキーワード(例:DX、グローバル展開、AI活用など)を引き合いに出して質問すれば、業界や企業の将来にまで関心を持っている姿勢がアピールできます。
・その他、企業文化に関する質問:例えば「活躍している社員に共通する資質は何ですか?」や「御社の社員の方々が大事にしている価値観を教えていただけますか?」といった質問も考えられます。これらは企業風土への関心を示すとともに、自分がその社風にフィットする人材であることをアピールする糸口になります。
逆質問では、「特にありません」で終わらせるのは避けましょう。何も質問しないのは志望度が低い印象を与えかねません。ただし的外れな質問や調べれば分かること(例えば休日や福利厚生の基本事項など)はマイナスです。事前にいくつか質問候補を準備しつつ、その場の面接官の話に合わせて臨機応変に質問を選ぶと良いでしょう。的確な逆質問は「この学生は本気でうちで働きたいと思っているな」と面接官に感じさせ、面接全体の評価を底上げしてくれるはずです。
7. まとめ 〜油断せず自己の魅力を伝えてNTTデータの内定を掴もう〜
NTTデータは国内屈指の採用人数を誇るIT企業でありながら、その就職難易度は決して低くありません。大量採用であっても応募者数自体が非常に多く、Webテスト・ES・面接の各段階で一定基準に達しない応募者は早期にふるい落とされるためです。
採用大学の傾向を見ると全国の幅広い大学から内定者が出ており、学歴フィルターはない、もしくは極めて緩いと考えられますが、その分論理的思考力・協働力・学習意欲といった「中身」での選別が厳しく行われています。
27卒・28卒でNTTデータを本気で目指す場合、採用人数の多さに安心するのではなく、
「序盤(Webテスト・ES)で落ちない状態をどれだけ早く作れるか」が重要になります。
応募母集団が大きい企業ほど、ここで想像以上の人数が足切りされるためです。
その初動として有効なのが、記事内でも触れてきた
Lognavi(ログナビ)の活用です。
・SPI/玉手箱/C-GABなどWebテストの時間感覚・正答率の把握
・自己分析(強み/価値観/意思決定理由)の言語化
を早期に可視化しておくことで、「準備不足のまま本番を迎える」リスクを下げられます。
そのうえで、
・なぜITか → なぜSIerか → なぜNTTデータかを一貫した軸で整理し、
・課題設定→行動→結果→学びの因果で自分の強みを示し、
・チームでどう動き、どう価値を出したかを具体的に語れる状態を作ることが、内定に直結します。
最後に、NTTデータ対策の要点をまとめると以下の通りです。
① Lognaviで“テスト+自己分析”の土台を早期に固める
② 志望動機は「IT→SIer→NTTデータ」の必然性を明確にする
③ 面接では論理性と人間力(協働・学習姿勢)をセットで示す
採用人数の多さはチャンスでもあり、同時に落とし穴でもあります。
「大量採用だから大丈夫」ではなく、「大量応募の中でどう残るか」という視点で準備を進めた人が、最終的に内定を掴みます。
まずは「落ちない状態」を作るところから、着実に進めていきましょう。


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